2013.12.27 Friday 17:35

1年ありがとうございました

先ほど、本年の営業を終えました。
今年もたくさんの方にご来店いただき、また当「一言ブログ」にもお立ちより頂き、誠にありがとうございました。

こうして1年の終わりのご挨拶をさせていただくのも4回目。
1年を振り返ると、今年も本当にたくさんの音楽やたくさんの方との出会いがあって、感慨深い気持ちになります。

Legatoは、音楽を作ったり演奏するわけでもなく、はたまたオーディオを作るわけでもありません。
よいと思ったオーディオシステムをお店でご紹介し、販売し、お届けする・・・。
考えてみると、ただそれだけのこと。

・・・ですが、音楽と深く関わっているという自負心のもと、「これ!」と思う愛すべきオーディオを、皆様にお届けし、「音楽っていいな!」という気持ちを共有したい・・・。
そう、画廊が絵を紹介するよるように、よい紹介手になりたい、そして、皆様のオーディオのよい相談相手になりたい・・・そう思っています。

そんなことを言うにはまだまだ拙く至らない点が多いのですが、来年も皆様に音楽の喜びと驚きをお届けしていけるよう精進いたして参ります!
来年は、変化を楽しみ伝統を重んじる・・・そんなLegatoでありたいと思っております。

もうすぐそこまで来ている2014年、みなさまのご多幸、そして音楽の深い喜びをお祈り申し上げます。


サウンドクリエイトレガート 竹田響子
2014年12月27日

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2013.12.26 Thursday 16:02

音楽のちょっとイイ話

年末差し迫って参りました。

今日は、聞いた話なのですが、音楽のちょっといい話を皆様におすそ分けです。

このアルバムはご存知ですか?
・・・これは、オスカー・ピーターソンのアルバムなのですが、ピーターソンはこのアルバムでピアノだけでなく、歌声も披露しています。
ピーターソンが歌っていたことすら知りませんでしたが、こんな話があるそうです。

オスカー・ピーターソンはカナダ出身。49年にアメリカに進出しています。
カナダでは、歌もピアノもうまくてとても人気があったのに、アメリカに渡ってからは同じようにはいかない日々が続いたのだとか。
ピーターソンはナット・キング・コールを尊敬して歌い方など強く影響を受けていたこともあって、同じような歌い手は2人は必要ないということだったのでしょうか。

どういう経緯かわかりませんが、それを知ったナット・キング・コールは、オスカー・ピーターソンにこんな提案をしたそうです。
「ピアノは君のがうまいから、僕はピアノを封印しよう。その代わり君は歌を封印する。」こういうのはどうだろう、ということで、1957年のAfter Midnightというアルバムを最後に、その後ナット・キング・コールは、商業的なシーンではピアノをやめ、ピーターソンは歌をやめたのだそうです。

上の「Romance」というアルバムはそれ以前にリリースされた52年ごろのもので、聴くと確かにナット・コールの歌い方に良く似ています。
でも実はもう1枚、ピーターソンの歌声が収録されているものがあります。
ナット・キング・コール亡き後、追悼盤としてナット・コールの歌っていたナンバーをピーターソンが歌い収録したもの。

ナット・キング・コールには敵わないまでも、温かみがあって、歌が好き!という感じを受ける1枚。

この話、どこまでが本当!?・・・と詮索するよりは、ピーターソンの音楽魂をいつもとは別の角度から垣間見るようで、素敵だなと思いました。

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2013.12.25 Wednesday 18:48

森の静けさ

Legatoからのクリスマスカード見て頂きましたが?
あれは、スカイツリーなのですが、少し前に書いたArte Artさんに行く途中に撮りました。
夜のスカイツリーはとてもきれいでしたが、フラッシュたかずに撮ったら光がたりなくて、偶然とれた写真でした。
昨日のスカイツリーは、クリスマス仕様で赤かったのだとか。 


今日などは昨日に比べると、街中もそれほどの賑わいはなくて、クリスマスも終わると街中は一晩で新年を迎える支度に早変わり。
年末は1日1日があっという間ですが、今日の夜などはクリスマス気分も残しつつ、お正月への支度の前に、こんな静かな1曲いかがでしょうか。

ドボルザークの「Silent Woods(森の静けさ)」
原題はチェコ語で「Klid」。その意味は「静寂(しじま)」。

新しい年を迎える前に、静かに2013年に思いをめぐらしてみる。
喧騒を逃れて一人聴くのにとても素敵な曲です。

Legatoはジャクリーヌ・デュプレで。
Youtubeには残念ながらなかったので、あまり知らない弾き手ですがこちらから。
DSお使いの方は是非Songcastで。
CDやレコードをお持ちの方もご一緒に・・・。

Youtube 「Dvorak「Silent Woods」
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2013.12.25 Wednesday 00:00

Merry Christmas!!

Legatoからみなさまへ
楽しい1日を!!
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2013.12.23 Monday 14:17

AKURATE DS/Kご納品

10年近くのお付き合いになるお客様のお宅でLINN DS初のご導入!


かねてより、「いいとは聞いていたし、店で聞いてよかったので、そのうち」と思っていたけれど、お忙しくお過ごしで日々は過ぎ、この度「やっと!」。

ネットワークは、同じお部屋にあるルーターを使用するにもお部屋を跨いでのLAN配線は見た目にもよろしくないので、PanasonicのPLCを使って、モデム&ルーター近くのコンセントと、TV近くのコンセントで有線ネットワークを構築。
すんなりつながり、早速音を出してみます。

メインのSACDプレーヤーと比較され・・・
「全然違いますね!!」
ダイアン・シュアーの声がを聞かれ、「少しピーキーで、音の立っている録音なのかと思ってたけど、滑らかで柔らかくて、今までの音がうるさく感じられるくらい!」
「すごい低音が伸びてますね!」
「なんか録音の良しあしがそのまま出るなー。コンプレかけているのはわかっちゃうから、かけないほうがいいなぁ」

音楽プロデューサーであるお客さまにとっては、どう録音されているかもとても大事。
音楽を世の中に送り出す時に、録音したものをどう料理するかでも、ずいぶん印象は変わってきますものね。

お忙しい中たくさんのCDをリッピングするのは大変ですが・・・というこちらの心配は取り越し苦労で、俄然ヤル気でいらっしゃるお客様でした。

そう、ひとたび音を聞いてしまうと、あれも聞きたい、これも聞きたいとなって、膨大なライブラリもあっとう間・・・ともいかないカナ!?

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2013.12.22 Sunday 18:12

特性

スピーカーに「特性」というものがありますね。
大きなユニットなら、それだけダイナミックな再生、小さいユニットならキレのよさ・・・
というのは、ざっくりしすぎですが・・・たとえば、PIEGAならリボンツイーターやアルミのキャビネットに所以するところの、クリアで豊かな再生や美しい中高域が「特性」かと思います。

こうした特性が必ずしも音楽のジャンル分けで「JAZZ系」「クラシック系」というようには分かれなくて、「弦が得意」「音場の広がりがよく出るので、クラシックの大編成やライブ音源を聞くと楽しい!」という意味での「向き」「不向き」はあると思います。

スピーカーの特性によって音楽の聞こえ方は全然違うので、好みがはっきり分かれると思います。
好みのものに出会えたら絶対使ってみることをお勧めします!

ちなみに、人にももちろん「特性」はあって、私は、こういうブログを書いたり、CDのリッピングとか、編集とか、管理とかも嫌いじゃない・・・というか、むしろ好き。です。

この間ふと妙な既視感を覚え、記憶を遡ると、学生の頃に図書委員をしていて、本の管理なんかをやっていたのを思い出しました。今より格段にアナログ的仕事だったと思いますが、タグ付けなどと近いものがあります。

それと、どういう経緯か分かりませんが全校生徒向けに「図書新聞」というのを、ほとんど誰に相談することなく、すべて一人で勝手に作っていました。今月のテーマが「先生のお勧め」と思えば、アンケートを作って先生に書いてもらったり、他の図書委員のスタッフのお勧めをまとめたり、新刊を紹介したり。

3つ子の魂なんとやら。


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2013.12.21 Saturday 20:00

オーディオからちょっと離れて
初めてのオーダーシューズ

以前ご紹介したArte Artさんで、初めてのオーダーシューズを注文しています♪
オールハンドメイドの靴なんて初めて。
作っていく工程が、これまた興味深いです。

オーダー自体は・・・
まずは、デザインと革を決めて。
Legatoで履きたいので、パンツにも合うアンクルブーツに。
初めてだったので、お店にあった素敵なブーツと革も同じにして頂き、まずはフィッティング。

お店にたーくさんあるフィッティングサンプルを履いたり、足形をとったり。
楽しい・・・。


それから、これがすごい。
靴底のタイプ・・・というのでしょうか、それが2種類選択できます。
右はスタンダード。左はヴィンテージライン。
ヴィンテージラインは、縫い方から、靴底に使う素材から何から贅沢!
化学合成物質や金属系のものを一切使わないそうです。
この辺、なんだかLegatoで扱っている「ヴィンテージスピーカー」と通じるものがあります。

ここの説明は、お店のWEBに詳しく載っています。→ヴィンテージライン
私は初オーダーということもあり、お財布と相談し、スタンダードで。
スタンダードだって見るからに素晴らしいですよ!!

・・・ということで、オーダー内容が決まりました!!

ここからは、お願いして工程の写真をAlte Artさんから頂きました。

すくい縫いの工程が終わった様子。


すくい縫いの後、かかとにハチマキと呼ばれる革を木の釘※で固定し、コルクを詰めた様子。
※写真右下の、蓄音機の竹針みたいに見える小さい木片。


本底を縫い合わせ※、ヒールを積み上げた様子。
※出し縫いというのだそうです。


ヤスリで底の側面とヒールを整えているところ。


もうまもなく出来上がってくるのだとか。
ワクワクです!!

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