2012.09.30 Sunday 17:08

スピーカーの気持ち

台風が近付いておりますが、皆様ご無事でしょうか?
ここ並木通りもそろそろ風が強くなって参りました。

さて、今日のような日は朝から湿度が高く、スピーカーたちも少しご機嫌斜め。
先日ここでご紹介したような「革を敷く」などの一手間もありますが、
今日はちょっと違うみたい。

そんな時はケーブル周りを見てみます。
ケーブル(特に端子周り)が「ピンッ」と張ってテンションがかかっていたり、端子近くが直角に折れ曲がっていたりすると、低域がスムーズに伸びないのか、大らかな鳴りをしてくれず、神経質なうるさい鳴りになってしまいます。
特にこんな湿度が高い日や、乾燥の強い日は顕著に音に表れます。
 

2FのMAJIK ISOBARIKはOCTAVEとDSでご機嫌なはずですが、ナット・キング・コールの声は普段よりちょっと張っています。大げさに言えば声を張り上げているような感じ。

スピーカーの気持ちを考えて、ケーブルの端子周りのテンションに気を付けながら取回しを変えると・・・

ナット・キング・コールの歌と言うのは、聞いていると楽器のようだな、と思いますが、
喉の奥から出る深いゆったりとした響きの上に、言葉が乗っているような感じがします。
そうそう、こんな感じ。
よくなりました♪

Fly me to the Moonはバラード調に歌いあげていて、とても素敵です。
端子周りのテンション、意外と「あっ!」と思うことが有ります。
1度ご覧になられてみて下さいませ♪
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2012.09.29 Saturday 18:26

本日の主役

ここ最近、Davone MojoとUTAHに熱中しておりましたが、
本日鳴りっぷりを披露して、お客様と共にスタッフまでを驚かせた、今日の主役はコチラ・・・

右上のPIEGA TS5はLINN SEKRIT DS-Iで。
右下のArvinは、NuForce ICON+iPodで鳴らしました。

Arvinは、イームズ・エラと言われる60―70時代のもので、人類初のアポロ計画で未来的なデザインや宇宙的なデザインが家具などにもとりいれられたころのもの。
今見ても斬新です。
以前もご紹介していますが、フルレンジの楕円形ユニットが下を向いて、ツイーターが前向きに取り付けられています。
これが良く鳴る。音圧も高く、聞かれた方もビックリ!
普段あまり頻繁に鳴らしていなかったので、スタッフも一緒に「鳴りますね!」と驚いてしまいました。

それから後ろのPIEGA。こんなに周りにスピーカーが置かれているにもかかわらず、広い音場とビシッと真ん中の定位は揺るぐことなく・・・。クリアで透明感のある気持ちのよい音。

うーん、店内たまには見直しが必要かもしれません・・・。

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2012.09.28 Friday 18:55

アルテックご納品♪

Legato1Fで大人気だった、超希少品のアルテック
純正箱の874Bに601Bのユニットを搭載した品。
これを先日ご納品して参りました!

S様は、ご自分のお部屋ではKOMRIをお使い。
KOMRIとは全然異なる鳴りのアルテックに興味を持たれ、店頭でご試聴されたのでした。
このアルテック、モノラル期のもので、ステレオで揃うなんてめったになく、超希少品と言うこともあり、あっという間に導入をお決めになられたのでした。

あとはどこに置こうか・・・という話になってくるのですが・・・。
このアルテックは、小ぶりで、バスレフポートも前にあることからスピーカー後ろにもスペースはあまり必要ない・・・。ではリビングに!
・・・とまで決まったは良いが、実はこのアルテックがあったところに大ーきな時計があり、これを玄関に移設し、その移設にあたり玄関のインターフォンを移設し・・・と大工事になったのだそうです。
そこまでして導入して頂いたのでした。

お店で鳴らしていたのと同様に、LINN SEKRIT DS-Iでドライブ。
DSのカラ―は、お嬢さんが大好きだというピンクに決まり。
S様はKOMRIのシステムはKLIMAX DSが接続されているので、DS2台を1つのライブラリで1Fでも2Fでも楽しまれることになったのでした。


店頭で聞いた際に「もう少し高さが出たら」とご心配されていたのだそうですが、S様のお宅では全然問題なし。高さもあり、気持ちよく軽々鳴ります。
フローリングに置かれるので、スピーカーの下はコルクなどを敷き、調整。
前足の下に革を敷き、低域の量感が出るように。


向かい合わせに座る素敵なロッキングチェアと一緒に。
「イイよ〜!ご機嫌になっているよ」と、S様のご機嫌なご様子のメールを頂きました♪

さてさて、次はアルテックが落ち着いたので、KOMRIの調整。
CHAKRAをDPSアップグレードして1年、少し調整が必要なようです。
このお話は、また次回♪

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2012.09.27 Thursday 17:42

追悼 アンディ・ウィリアムズ

去る25日、アンディ・ウィリアムズが逝去しました。享年84歳だったのだそうです。

アンディ・ウィリアムズに出会ったのは、約20年前。
学校の英語の授業でカーペンターズの「イエスタデイ・ワンス・モア」や、サイモン&ガーファンクルの「スカボローフェア」「アメリカ」を知り、父親に頼み込んでCDを買ってもらい、そのうち自宅にあった埃のかぶったLPラックから、バーバラ・ストライサンドとブレンダ・リーとアンディ・ウィリアムズ、バート・バカラックなどのレコードを選んで、聴いていたのでした。
洋楽との出会いの中に、彼は居たのでした。

これがそのレコード。

本物に出会ったのは、2006年。
東京国際フォーラムでの来日コンサート。
たまたま、近くに居て、たまたま、まだチケットがあるみたい!
と気軽に入ったのですが、日本ではこれが最後のコンサートとなったようです。

ムーン・リバーに始まり、慕情を歌い、ボーン・フリー、ゴッド・ファーザー、好きにならずにいられない、シャレード、いそしぎ、酒とバラ・・・などなど、もうスタンダード曲満載。
あんなに知っている歌ばかり流れるコンサートは行ったことがありません。
20曲近く歌ったと記憶していますが、もの凄いタフだなーと思ったのをよく覚えています。

毎日DSで再生されるプレイリストの中に彼の歌声は数曲入っていますが、改めて偲んで聴こうと、
何の気なしに再生した1曲目に流れたのは「Softly As I Leave you」でした。

いつまでもどこかで歌っているような気がしていたのに、居なくなってしまったのですね。

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2012.09.26 Wednesday 19:05

美味しい話

音楽の秋でもありますが、食欲の秋でもあります!
オーディオ好きな方は、皆さん他のものへの興味も奥が深くていらっしゃるようで、Legatoでは「美味しい話」をよく伺います。

先週の「美味しい話」は、メンチカツと最中♪

★ 田園調布・松川の喜助最中

写真はどら焼きです。
いつものことながら、写真を撮る前に「美味しい!」と食べてしまいました。
このお店を教えてくれたH様は、最中勝負で負けたことがないとか。
大粒の小豆が本当に美味しい!どっしりしていますが、重たくないのです。
元々は姫路の老舗なんだとか。田園調布まで足伸ばす価値あり!

和菓子処 四代目 松川
03-3722-6825
大田区田園調布1-4-1

★銀座・肉のさとう

このメンチカツ、お店であげたてを販売されているのだそうですが、ジューシーでめちゃくちゃ美味しい。
キャベツもミンチしたお肉も、しっかりした味わいが。
N様の話では、店頭でバンズに挟んでくれたりもするそうです。
ちなみに、今日26日から10月2日までは、Legato近くの松屋銀座の地下の催事場にも出店してメンチカツやコロッケを販売しているもよう。買いに行かなきゃ!!

肉のさとう
03-3561-2939
中央区銀座1-14-1

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2012.09.23 Sunday 18:18

雨の日の日曜日は

すこし涼しくなったなーと思った途端雨続きです。


こんな日は店内も湿度が高く、音が重たい。
特にユニットにペーパーコーンを使っているヴィンテージ群は、一手間が必要。
部屋の温度・湿度調整はもちろんですが、もう一手間。

UTAHなんか、昨晩のご機嫌な鳴りっぷりから機嫌を損ねたかのように一変しています。

でも、大変なことなど何もしません。
ほんの一手間。塩コショウです。

昨日セッティング時に、前足の下に革を敷きました。
薄い堅めの革。
昨日はこれで低域が出るように。

今日のような重たい音の場合は、少し音抜けを良くしてあげないと。
そこで、後ろ脚にも同様に革を敷くことに。

大抵の場合は、前足をあげることで低域が増えますが、UTAHは低域がたくさん出ているので、逆に後ろもあげて、音を軽くする、というのが今日の種明かし。

あげると言っても、革1枚ですからほんの数ミリ。
こんなことで随分変わるものです。

ところで、以前録音現場に勤めていた仲間の話では、ギターやドラムなど楽器も今日のように湿度が高くなると、音が重たくキレが悪くなるので、「今日はメロウな曲いれよう!」など、気持ちも曲も切りかえるんだそうです。
なーるほどー。


ほら、バディ・リッチのドラムもキレが良くなった。

・・・昨日触れたバディ・リッチのお嬢Cathyが歌う「The Beat Goes On」。
観客に彼女を紹介するバディが、親バカっぷりを発揮していて、かなり笑えます。

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2012.09.22 Saturday 19:12

秋色UTAH1基入荷しました♪

今日など、日中は晴れていたものの、朝晩は銀座はすっかり涼しくなりました。
Apple Storeは昨日も今日もiPhone5発売で大賑わいの様子でしたが、行列もそろそろひけるころでしょうか?

さて、Legatoも模様替えということで、秋めくスピーカーをご用意。
以前よりおなじみの、サウンドクリエイトのオリジナルスピーカーUTAHの1基です。
 

小ぶりな筺体にUTAHのCelesta、メカニカル同軸3ウェイ、30cmユニットを搭載。
サランネットは、グレーが基調の千鳥格子のファブリック。
天板はウォールナットカラーでシックな雰囲気。


サイズは、ワイドが420mm、奥行きは一番出っ張っているところは380mmありますが、両サイドは320mmで、角度を持たせているので、圧迫感がありません。
高さは本体部分は590mm、今使用しているステンレスの脚部をいれると730mm。
写真で見るより小ぶり感があります。

UTAHは、何と言っても小ぶりのわりに鳴りっぷりがいいので、お部屋が広くても全く問題なし。
もちろんLegatoサイズ(12畳くらい?)のお部屋でも十分よく鳴ってくれます。
SEKRIT DS-Iで鳴らしていますが、ちょっとしっとりして、渋さと明るさの中間をいくイイ感じのスピーカー。

今は、Buddy Richのビッグバンドで、「ノルウェイの森」や、彼の娘が歌う「The Beat Goes On」等がオシャレにご機嫌にかかっています「ライガダディー♪」
JAZZ喫茶の雰囲気。

サウンドクリエイト オリジナルスピーカー
UTAH Celesta1基搭載モデル:千鳥格子
¥380,000(税込・ペア)

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