2012.01.29 Sunday 18:48

Mac de Ripping

LINN DSやPCオーディオに欠かせない、CDのファイルデータ化。

Windowsをお使いの方には、使い勝手もリッピングの精度も安心なdBpowerampをお勧め。
店頭でもついつい使い慣れたdBpowerampを使ってしまいます。

が、折角MACユーザーになったことだし、店にもMACを入れたことだし、もっと使いこなさなきゃ!
・・・ということで、リッピングもMACで始めてみております。

1  とりあえずは、iTunes de Ripping

使い慣れたiTunesでリッピングしているけれど、DSってポンコツ!
iTunesでは表示される画像が、DSでは出ないんだもん!
・・・そんなことありませんか?

これは自動カバーアート取得の場合の画像の保存先が、iTunesの場合1つのフォルダにまとめてカバーアートが保存されてしまうため、曲ごとにタグ情報としてカバーアートが貼り付けられていないのです。

確実にカバーアートを付けるには、
アルバムジャケットと曲が一緒に表示される画面を開き、画像を貼りつけたい曲を選択し(アルバムごとに貼りつけたいなら全てのトラックを選んだ状態)、「ファイル」→「情報を見る」でポップアップに出てきた「アートワーク」似画像保存。(下記写真参照)


2  XLD de Ripping

こちら、設定を確認中ですが、
ファイル形式や、設定など細かく出来ます。
MACのdBpowerampといったところでしょうか。

まず設定で確認したいのは、
・出力フォーマット:FLACもアップルロスレス、その他各種可能
・出力先:ご自身のNASやPCなど音源の保存先を選んでください。
・ファイル名の書式: アーティストフォルダ/アルバムフォルダ/トラック
としたい場合は、「指定」を選び、「%a/%T/%n- %t」と入力してください。

他の設定はちょっと確認中ですので、お待ちくださいませ・・・
CDを読みこませ、「書き込み」をクリックするだけ。
タグ編集を先にしたい場合は、「タグ編集」をクリックすると、書き込みができます。

ダウンロード先 XLD

MACに慣れるの、もう少しお待ちくださいませ・・・。

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2012.01.28 Saturday 21:58

CDは山野で買おう!

なんでもインターネットで買える時代。
CDはAmazonで購入という方もきっと多いでしょう。
かくいう私も、探しているモノが見つからないときは、AmazonやHMV、Tower Recordの通販頼りです。

でも、CDはなるべくお店で買いたい!
新しい音楽との出会いの場だからです。
銀座 山野楽器のJAZZコーナー、Tower Record渋谷店、かつてのHMV渋谷店では、どれほどの音楽と出会ったことでしょう。
店頭の「ポップ」の語りを信じて、あるいはジャケットに騙されて(?)、ずいぶん音楽の幅が広がりました。
最近の信頼度NO1は、やはり山野楽器JAZZコーナーのポップ。
ここのお勧めにはずいぶんお世話になっています。

インターネットでも、購入履歴から好みを割り出してCDをお勧めしてくれます。
でも、たまにはポップを信じてCDを買ってみると、お気に入りのCDを見つけられる、「お気に入りの店」との出会いがあるかもしれません。
(そういえば長野にお住いのM様は、山野の店員さんに好みを伝えていつもお勧めを購入しているとか。そんな手厚いサービスも山野楽器ならでは?)

「おかげさまで120周年」とは、サスガ。
おいてるものの層が違います。

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2012.01.27 Friday 18:15

PIEGA TS3のご納品♪

先日当ブログでご紹介させて頂いたLINN MAJIK DSMをI様お届けの後、その足で熱海まで行って参りました。
この日は納品ツアーで終日出ておりました。

熱海のお宅は、セカンドハウスとしてお使いで、ご自宅のOCTAVE V80で鳴らすダイアトーンほどのボリュームは必要ないけれど、いい音のものがあれば・・・とお探し中だったS様に、お勧めさせて頂いたのがPIEGA TS3。
店頭で鳴っていた小さいボディに驚かれ、すぐにお決めになられたのでした。

夜で暗くて分かりませんが、熱海の海が眺望できる素敵なお部屋。
棚いっぱいの書物の合間に良く見ると・・・
   
天井は、板貼りになっていて綺麗に響きます。
棚も本の重みで余計な響きは抑えられて、いい感じです。
でも、ちょっとしたことで、吸音材の小さいのをスピーカーケーブルを通している穴に詰めると、
音が前にきて、部屋の隅々まで透るようになります。
   
プレーヤーは、一体型で手軽に使えるAura note。
LINNのDSにも少しご興味が。

ガラスを海外から取り寄せて作ってもらったという、素敵なステンドグラスのランプとAura note。
1つ1つにストーリーがあります。

帰りは、熱海ビーチラインを帰ってきました。
雪の日で、冬の海風が気持ちよく、星が綺麗にでておりました!

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2012.01.26 Thursday 17:02

澤野工房 新譜入荷しました♪

 澤野工房の新譜が届きました。
新譜と言っても、録音は1958年の3月パリ。EPの復刻盤です。

Paris Jazz Trio /パリ・ジャズ・トリオ

サックスとドラムとピアノのトリオで、時々ピアノに代わってオルガンが入ります。
肩の力の抜けた演奏で、楽しめます。
オルガンとサックスの掛け合いから始まる1曲目に収録のApril in Parisなんて、
とても洒落ています。
しかも音がいい!とてもじゃないけど50年以上前のえんそうとは思えません。
サスガ澤野さん!

煙草の煙、珈琲の香り、何か重大なことが話されているようなフランス語―おそらく取るに足らないことを話している―、乾いた空気、薄曇りの空・・・そんな心象風景が浮かんできて、珈琲を淹れながらついリズムに乗って、踊ってしまいたくなるようなそんな1枚。

また、EP盤5枚分の曲をCD1枚に収めたとかで、3分前後の曲が22曲も入っていて、得した気分。

=====
ところで・・・
I PODやネットワークオーディオ、PCオーディオなどとなってくると、曲単位で聴く機会が増えます。
昔のJuke Boxみたいですね。
しかし、こうしてCDに納められると・・・つまり、アルバムジャケット、ライナーノート、録音の情報、もちろん音楽そのものがCDを作る作り手がオーガナイズして出来たものって、1つの世界があって雑誌的な気分を感じます。
澤野工房のCDは、復刻も全て含めて、澤野さんの「気分」が一貫して流れていて、つい手に取りたくなります。

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2012.01.25 Wednesday 18:22

LINN MAJIK DSMご納品♪

先日、LINN MAJIK DSMのご納品に行って参りました!

スピーカーは、長くお使いのダイアトーンを活かしてのアップグレード。
今まではLINN MAJIK CDと20年選手のLP12をプレーヤーとして、セパレートで鳴らしていらっしゃいましたが、今回MAJIK DSMを入れ、LP12はPhono入力に接続され、MAJIK CDはINPUTに接続で、DSM1台でシンプルに鳴らすことに!

ネットワークは、JCOMルーターをお使いのため、別途無線ルーターをご用意し、
JCOMルーター →(WAN) 無線ルーター → DS/NAS/PC(それぞれ有線LAN接続)
で接続。

PCはWINDOWSのXPをお使いで、残念ながらSONGCASTによるPCなどのストリーミング再生は今回は見送り。
NASはQNAPのファンレスタイプ。

操作はI PAD2とPC、リッピングはdBpowerampで。

HDTracksでのダウンロードも早速実践され、「とにかく使いながら慣れなくちゃな」とご主人様。

そうなんです。ご納品時にいっぺんにご説明させて頂いてしまうのですが、疑問や質問は触ってみて初めて「?」が出てくるもの。

わからないことがあったら、ご自身で調べて疲労困憊になってしまう前に、なんでも聞いて下さい。「ここを見てください」というご案内ができるだけでも解決への時間短縮になります。

DSやPCオーディオは何かあったとき、それが本体なのか、NASなのか、PCなのか、どこをどのように触ればいいのか、始めはわからないことだらけです。

始めはどんどん触って、何の気兼ねなくどんどん聞いて頂ければと思います。


さて、I様、音が鳴って「おぉ!鳴った!」(確かに音が鳴るだけでも感激します。この日、インターネット接続のセットアップの際のJCOMルーターの認識に少し時間がかかり、ご心配させてしまったこともあるかもしれません・・・)
ご夫婦でお楽しみになられるため、操作やセットアップについても奥様が積極的。
こういうシーンって、とても嬉しい。

ご自宅のラック、椅子、テーブル、家具など1つ1つにこだわりをお持ちのお二人に選んでいただき、うれしそうなMAJIK DSMでした。

新しいリモコンに変わりました!

電源・アースは、エアコンのアースに落とされていたのを外し、バーチャルアースに。


1つ1つ吟味されたモノたちで、アットホームな居心地のよいお部屋にDSが仲間入り♪

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2012.01.22 Sunday 20:53

ミニパラ調整 その後

Legatoのミニパラゴン、お客様から試聴のご予約が入り、最終調整中!
お客様のお好みに合わせ、イソフォンユニット搭載のミニパラから、RFTユニット搭載で本店で細やかなチューニングを施したミニパラに変更。
再度、若干の調整を施しております、ここLegato。

ちなみに、Quadraspireのラック中に置いて鳴らしていたのですが、やはり天板がない本店でのほうが鳴りっぷりがいいため、ラックの上に置こう!と、置き方も変更。

変更前↓


変更後↓


置き場所を変えてみて、環境上の大きな問題がなくなったら、わかったこともあり、コンデンサを変更。
部材調達が必要な為、今日はここまで。
明日に持ち越しです。

T様、お楽しみに・・・。

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2012.01.21 Saturday 12:52

サウンドクリエイトオリジナル
UTAHで聴いた場合

今、Legato2FはLINN MAJIK DSMと数種のトールボーイのスピーカーで聴けるようになっているのですが、それぞれキャラクターの違うこと!
おもしろいものです。
今日はUTAHユニット搭載のオリジナルスピーカーで聴いてみましょう。

菅野邦彦さんのピアノ「PORTLAIT」から枯葉を。
曲つながりで、カーネギホールでピアフが英語で歌ったもの、2曲続けて。

菅野邦彦さんのこの頃(1974年リリース)のピアノは、日本人ピアニストに珍しく「ほとばしる熱気」や「どん欲さ」を感じます。
超絶技巧を誇るのではないですが、ピアノを弾くことがとても好きそう。でも、「好き!」という熱だけでもなく、かといって1人の世界に入り込み過ぎている感じもなく、「オレのうたを聞け!」的な強引さがあるんですが、どこかあそびもある。

でも一番感じるのは「ひたむきさ」でしょうか。


ピアフの56年-57年のカーネギホールでのコンサートを収録したこの盤は、英語で本人が「Autumn Leaves」と紹介した後少し遅れて観客の拍手があり、歌い始めるのですが、英語のせいか少し出始めは「よそゆき」な雰囲気。

歌が進むにつれ熱が帯びていくような感じ。

ピアフは、これまでに生涯のとも言える大恋愛中の恋人を飛行機事故でなくしていたり、自分自身も事故にあい、モルヒネ中毒になったり、結婚、離婚を経験していたりと、このコンサートより前の数年間だけを見ても怒濤の人生。

それがこの一曲の中に内包されているかどうかは別としても、歌い手としてのピアフにそうした経験が存在することは確かで、一言では表せない奥行きを感じます。


・・・とても簡単に言ってしまえば2曲とも、とても人間味あふれる演奏だと思うのです。


それを上の写真のUTAH製のユニットが搭載されたモデルで聴くと、音が前にとんできて、ものすごく生々しいのです。2人の人生まで見えてきそうなほど生々しい。


このUTAH Celestaは、1960年代のユニットで、現代のものと比べるとレンジが解像度がと言ってみたくはなりますが、聴感上・体感上の帯域は十分広く、解像度もDSなどで鳴らすと不足は全く感じられません。
3ウェイ同軸のペーパーコーンで、少しくびれのある椀型の作りなど、現代でさえそう簡単に出来るものではないようで、優れたユニットなのです。

そう思って昔のオーディオ誌のユニット特集の掲載記事を読むと、不思議と評価があまり高くない。ナゼ???

このユニット、太めの布製のロールエッジで、コーンも軽くよく動きます。

これを大きな箱に入れてしまうとガフガフしてしまい、性能を発揮できません。

それで店でも小さめの箱を用意したのでした。これだとユニットの動きに対して、適度な量の容積で、本当によくなるのです。

記事の評価はどうならされたのかがわからないので、そのせいかどうかはわかりませんが、実際よくできたユニットです。


ライブの熱気やミュージシャンの思いを、現代のスピーカーとはまた別のリアルさをもって再現してくれます。

このユニット2基を搭載した縦長モデルもあり、これは本店でご試聴いただけます。

是非一度聴いてみて頂きたいです。

UTAHについて>>>Legatoブログ

UTAH2基搭載モデルは>>>SOUNDCREATE TIMES

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