旧い記事、新しい記事どちらも、新しいサイトでご覧いただけますので、
是非ぜひ新しいサイトへいらしてください!
サウンドクリエイトレガート WEBサイト
ブログページ リンク
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明日12月5日 AM9:00より
サウンドクリエイトレガートのWEBサイトがリニューアル致します!!
※現状12月4日22:00は、レガートのホームページのTOPは見られなくなっています。
さて、今日は前夜祭ということで、チラリお披露目♫
TOP画像。
チラリお広めどころか、ぼやかし画像でスミマセン。
PCで見ても、スマホで見ても、画面サイズに合わせて、
ご覧頂けるようになります♫
当ブログは、WEBサイト内のDAILY BLOGに移ります。
いつも、一言ブログを、ダイレクトにご覧頂いている方は、
明日からは、サウンドクリエイトレガート内のDaily BlogのURLを
ブックマークしてくださいませ!!
ブログ以外に、今までの雑誌の掲載広告(弊店で作成したもの)
の一覧が見られるページや、準備中ではありますが、
SHOPやHUMANといったページも追々アップ予定。
それから便利になったのが、ページ内の検索。
ブログだけでなく、上記のような雑誌掲載広告含めて、
ページ内検索が可能になります。
あとは、Daily Blogに入って、1つ記事をあけると、
下図の青丸のところに、記事のカテゴリーが出ます。
そのカテゴリーをクリックすると、同種の話題を全部拾ってきますので、
例えば、納品例とか、オーディオと関係ないことばっかり書いているLegato Eyesとか、
そういうのをカテゴリー毎に過去へさかのぼって見て頂けます。
それから、写真が大きく表示されるようになったので、
過去の納品例も綺麗にご覧頂けます!!
ではでは、明日をお楽しみに!!!
]]>MAJIK DSMのフォノ入力で、シンプル・スタイル。
この間ちょっとDECOLAはお休みですが、LP12を気軽に聴いて頂けるようになりました。
それに、営業中レコードずっと回していられるのも中々?
話し込んで、張り上げるのを忘れないように気をつけます。
2階は、こんな感じ。
1つクラスが上のAKURATE LP12をOCTAVE V70SEのMCフォノに入力。
PIEGA Premium50.2や、Brodmann FSを鳴らします。
デジタルはAKURATE DSM。
内蔵 フォノ対決しちゃうか?
AKURATE LP12のMCカートリッジはKrystalですよ〜!
LINN Krystal
いつの間にかLINNの魅力的なウィンターキャンペーンも始まっておりました。
LINN ウィンターキャンペーン
年明け1月15日まで!!
(Legatoは、年明け15日までは5.6.7しか営業していないのでお早めに〜)
同時にラックと椅子もご注文頂いておりましたが、
こちらは時間がかかり、先月やっとお納めにお伺いしました!
ラックは、弊店のご提案で、ウォールナットの無垢板。
棚板は、荻窪にあるオーダー家具のKOMAで製作お願いし、
ポールはQuadraspire VENTポール。
オイル仕上げですが、ここのは独自のやり方だそうで、
ツヤ感があって、とても良い風合い。
お客様も、待った甲斐があったと、とてもお喜び頂きました!
スピーカーのウォールナットとよく合っているし、
なんといってもコレ。
Ole Wanscher(オーレ・ヴァンシャー)のコロニアルチェア。
この木枠ともピッタリです。
一番上のクラスのレザーで、ウォールナットのオイル仕上げのもの。
レザーは、植物性の染料で染めていて、通気性がよいので、
何時間座っていても蒸れないのです。
実は、Legato2Fの試聴室で何度かご試聴頂いた際、
この椅子にかけていらして、お気に召されたのでした。
4ヶ月かかったので、喜びもひとしお。
お部屋に納まったのを見て、満面の笑みでいらっしゃいました。
前回のご納品から、音の調整もさせて頂きました。
ちょっと響きが多いので、スパイクマウントからオリジナルボードに変更。
それからギャッベを敷いてみたり。
Legatoでお勧めさせて頂いた一式ですが、
こうしてお宅に入った途端、どことなくお客様の色になります。
オーディオはもちろん、ラックも椅子も、時間を共にして、
もっと深く、色濃くなっていくことでしょう。
色だけじゃなく、なんというか、モノとお客様の関係が。
パズルのピースを埋めていくように、一つ一つ、
お納めさせて頂きました。
次のピースは、壁紙だとか。
今後もお話伺うのが楽しみなワタクシです。
KOMA ウェブサイト
]]>オーディオのオの字も知識なく、
ほとんど初めて出会う製品が、
サウンドクリエイトの得意とするLINN。
でも、なるべく公平に物事を見たいタチとしては、
LINN大好きスタッフに囲まれて、
どっぷり浸かりすぎないようにずっと気をつけてきました。
お客様の中に、LINN大好き派と、冷静に「ここはいいけど、ここは?」
という方がいらしたので・・・。
でも思い起こしてみれば、
知れば知る程、付き合えば付き合う程、
良心的で、使い手を裏切らないメーカー。
だから、冷静に公平に付き合っているつもりでも、
ついLINN、LINN言ってしまうし、オススメしてしまいます。
でも、色々なものを見続けてきて、
とっかかりは高いけど、
これはミュージックラバーにとって近道の選択だ・・。
ということを思い、どうしてもLINNを勧めてしまいます。
特に、プレーヤー。
音の源流。
コレ以外にはない。
確かに短い年月です。
12年ですから。
それでも、毎日オーディオと関わっていると、
様々なところで、様々な音を体験します。
そんな中で、音の入り口としては、絶対コレを使っておけば安心。
裏切らないと知っているのです。
近道の選択。
LINN DSとLP12。
半ば強引でも、絶対お勧めします。
だって、音楽好きな人に遠回りしてほしくないんですもの。
オーディオは、音楽を楽しむものだから。
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先日の記事でも少し触れましたが、改めてご案内を・・。
世界的にご活躍されているピアニスト、辻井伸行さんが
おじいさまからThorens Prestigeを譲り受けることになりました。
Prestigeに相応しいスピーカーやアンプ探しを・・ということで、
雑誌社を通して弊店にご依頼があり、今回の企画に光栄にも参加させて頂く・・
と相成りました次第でございます。
スピーカーやアンプ選びの様子は、辻井さんご本人のコメントと一緒に
是非誌面でお楽しみください!
そして、先日、ご納品にお伺いして参りました!
奥に見えるのが、PIEGAのスピーカーPremium50.2。
アルマイト加工の黒いボディが精悍。
手前に、一番上は、件のThorens Prestige。
二段目に、MarantzのCDP SA14-S1
三段目に、OCTAVE V70SE フォノモデル
です。
ラックは、Prestigeが大きいこともあり、
特注で、ウォールナットの無垢板※で、QuadraspireのVENTポールを使いました。
※ 日本の若手職人が作る家具工房KOMAにオーダーしたもの
ソファを挟んでPremium50.2を設置しました。
床がしっかりしていて、スピーカーベースも必要ないくらい。
右手の壁には、2012年のロシア公演のポスターが。
サンクトペテルブルグのマリインスキーコンサートホールにて、
ソロのリサイタルや、ゲルギエフ指揮でチャイコフスキーのピアノ協奏曲を演奏されたようです。
設置完了して、伸行さんのお母様の辻井いつ子様に改めて聞いて頂きました。
(伸行さんは当日ご不在)
まずは手始めにCDから。
新しくリリースされた「ショパン:エチュード&バラード」
をかけて みられて、辻井様もびっくり。
「本人がそこにいるよう・・」
システム選定の時(8月)から少し時間が経ってしまっていたので、
改めて聞いて頂いたら、
すごいですね。こんなにすごいとはね・・。
そして、おじいさまが使っていらしたPrestige。
ラフマニノフのピアノ協奏曲をプレヴィンの指揮、アシュケナージのピアノで。
アシュケナージと辻井さんは以前からご親交厚く、この間も共演されたばかり。
来年も海外の演奏会でご一緒されるのだとか。
(公演スケジュールはオフィシャルサイトで確認出来ます。)
いつ子さんは、「このコンチェルトの3番には涙が出てしまいました・・」
と後にご感想頂き、
伸行さんからも「親子でレコードにはまっています。ヤバイ!」
とのこと。
我々自分たちでお納めしておいて「凄い」ばかり言っていて情けない限りですが、
おじい様のプレーヤーに、辻井さんがご自身で選ばれたシステム、
音楽性豊かで、響きも美しく、改めてこのスピーカーの魅力を実感しました。
ところで、辻井さんは、先ごろ「Plays Liszt」のアルバムを
LPでもリリースされました。
このPrestigeで、辻井さんご自身のレコードを聴く・・それもとても素敵ですが、
おじいさまがにとって、愛機だったプレーヤーで、
孫―それも世界的なピアニスト―のレコードを聴かれる・・
これってどんなに素敵なことか・・。
余談ではありますが、
SME Series?のアームにEMTのカートリッジだったので、
JAZZもよいです・・と、オスカー・ピーターソンの「プリーズ・リクエスト」
をお持ちしました。
このレコードもお気に召して頂けて、
「アナログの音って、すばらしい!」とのこと。
音楽と人、そしてオーディオとの出会いは、いつも素敵な化学反応でありますが、
この度もまたとない素敵な機会でございました。
]]>時間軸については、もっと勉強してまた都度アップしてゆきます!11/30>
昨日のブログで、
「LINNのアンプは、高中低の時間軸のスピードが揃っていて
低域が遅れることがなくて、歯切れ良くリアル・・・」
と書きました。
もう少しだけ追記すると、、、
高い音、低い音の耳への到達のタイミングは、同じではありません。
一般的にはツイーターからの音の方が早くて、ウーファーからの音の方が遅い。
たとえば、スピーカーの立場の話。
マルチウェイのスピーカーで、
横から見た時に、
ウーファーよりツイーターが後ろにくるようにユニット配置されていたり、
スピーカーが斜に構えていて、ウーファーが前に突き出しているものがあるのは、
高い音から低い音までできるだけ、同じタイミングで届けたいので、
それを考慮して、早い方を後ろ、遅い方を前にしているわけですね。
これはスピーカーの造りにおいても1つのケースではありますが、
要は「時間軸をあわせたい」のです。
そして、私はついこの間まで、それはスピーカー側だけで
考慮していることかと思っていました。
しかし、、
「LINNやOCTAVEのアンプは駆動力、ユニットの制動力が高いから、
ヴィンテージスピーカーもいい音で鳴らせるんですよね」
等の話をしていたら、他のスタッフから
「ちがうちがう。それもあるけどちがう。
ただ『駆動力がある』というわけではなくて、
高中低の時間軸が揃っているから、ヴィンテージを鳴らせるのよ」
と言われました。
「プリアンプ、パワーアンプ、両方大事で、特に、プリは大事!」
プリアンプの、「パワーアンプをコントロールする力」が凄く大切だということは、
入社して一番始めに
「プリは頭脳」
と教えてもらい、ザックリとした感覚で「制動力」と思っていましたが、
成る程。
さりげなく、誇張しない自然な音、
ここぞという時のダイナミックサウンド!
それを再現するには、アンプ側も本当にハイスードでないとならない。
電源、信号回路、表面実装(サーフェイス・マウント)、等
LINN流のノウハウがあります。
これらのノウハウで「時間軸が揃う」(もちろんそれだけではないですが)
そう考えると、MAJIK、SNEAKY DSM、KIKO DSMは、全てが詰まってます。
KIKOなんかスピーカーまで完璧ですね。
その延長線にある最高傑作が、EXAKTであり、KATALYST。
さて、タイムアライアメントに関して、もう少し勉強が必要そう。
近々、社内勉強会計画中です。
それか、スコットランドで直接質問しようカナ・・。
はい、スコットランド行き決定しました〜!
1月8日(日)〜13日(土)まで。
この期間は弊店、臨時休業いたします。
お土産話、沢山持って帰ってきます!!!
(このお知らせは、また改めて・・)
]]>気に入ったシステムでご機嫌にならしていたけれど、
最近クラシック音楽も聴くようになったら、音がバラバラに聞こえて
気持ち悪くなってしまった・・・
それで持っていたシステムをやめてしまって、一からシステム構築・・。
「なんかオススメありますか?
小型がいいんです。TVの脇に置きたいので」
胸はってオススメしたのが、こちらのシステムでございます。
スピーカーは、PIEGA Premium1.2。
アンプはLINN DSM。
店頭で聴かれた音楽は、60年代アメリカに代表されるJAZZ。
そして、シューベルトのシンフォニー。
これを割と大音量で聴かれます。
LegatoでVol.70くらいまで。
ご自宅でも結構あげちゃいます。とのこと。
いくつか試聴して頂いた中で、ボリュームをあげてもびくともせずに破綻しないこと。
ベースが何をしているか、曲の後ろでドラムが今どんなことをして盛り上がりに向かっているか、
雰囲気だけでなく、そういうのがきちんと聞こえること。
そして、クラシック音楽が美しくハーモニーすること。
きっとそういうことを聴いていらしたのではないかと思うのですが、
「これだな」と決まったのがPIEGA Premium1.2。
スピーカーがこれだと方向性が見えた時に、
シューベルトのシンフォニーで、冒頭綺麗にハーモニーして、
その後バーンといってほしかったところが、少し頼りない気がしたお客さま。
これは、もっと大きなスピーカーでないとだめなんですかね?
アンプの制動力でしょうか〜と、
MAJIK DSMに繋ぎ変えたところ、ならし始めのところから
「おお!もう違う!あれ、気分なのかな。全然違う気がするけど自分だけ?」
「いや、私でも今の違いはわかった」と奥様。
気持ちよくダイナミックな演奏に身を任せられるだけでなく、
余裕が出て、全体的に音の質感が上がりました。
音量を上げる場合も、ぐっと絞る場合も、
アンプの制動力がモノをいう。
いずれの場合も、破綻なく、バランスよく聞こえるのは、アンプの能力です。
LINNのアンプは、中高低の時間軸のスピードが揃っていて、
低域がだらっとしたり遅れたりしないので、非常に歯切れよくリアルなのです。
ご自宅にお納めして、
「前のスピーカーより凄くクリア」
「この小さいのから音が出ているとは信じがたい鳴りだよなー」
と、リッピングしたのから、AirplayからAmazon Musicからなにから
端から聴いて、しばし聴き入る・・。
細かいご説明はまた後日でもできますし、
我々、長居は無用・・。
充分お楽しみ頂けそうです♫
]]>「かつての」というのも語弊があります。
なぜなら、今でもEXAKT化することが出来、EXAKT化したKOMRIは、
やはりフラッグシップの風格があるものです。
しかし、KOMRIをEXAKT化するのはそう簡単ではありません。
ウーファー部分はパワーアンプ内蔵ですが、中高域のユニット4Kアレイだけでも
4ウェイ、左右で8ch分のアンプとEXAKTエンジンを要するのです。
これは、スペース的にも電気的にも結構な容量。
世の中の流れがどちらかというとシンプル化傾向になっている今としては、
かなり逆行したかたち。
そういう意味では、LINNをかなり昔からずっと使ってきて順繰りアップグレードを重ねて
KOMRIまできたというお客様にとって
次のステップをどう踏むかは、大きな悩みの種でありました。
もちろんEXAKTがリリースされてすぐにも、どうだろうかというお話を頂き、
その後も何度もご相談頂いたのですが、コレが難しい。
なぜなら、シンプルに、そして小型化したい。
でも質が落ちるのは困る。
EXAKTになって、信号経路がスムーズになったとしても、KOMRIの雄大な鳴りに
馴れ親しんでいるお客様にとって、当初システムの小型化は問題外のように思えました。
しかし・・Legatoのご納品例で、
やはりKOMRIからAKUDORIKへサイズダウンされた方の記事を読まれて、
それが決してイコール、ダウングレードではないことを想定され、
改めての店頭でのご試聴。
そして、結果このようにKOMRIに代わってAKUDORIK EXAKTが
お部屋に納まったのでした。
フィン・ユールのModel48の隣で微笑むAKUDORIKは、
お客様のお部屋の印象から、シックなローズナットの本体に
シルバーアレイ。
KLIMAX DS/K、KLIMAX KONTROL SE、KLIMAX SOLO/D(モノラルパワーアンプ)
4台が、KLIMAX DSM1台に。
アンプ部は、スピーカーの脚部に納まってしまいました。
電源も3台分減って(KOMRIも低音部のパワーアンプ内蔵のため、各ch分電源をとっていた)
まず、物量面からして「スッキリした!」と喜ばれるお客様。
スピーカーの容積だけでなく、ケーブルも減って接続も楽になりました。
SPACE OPTIMISATIONの設定を施し、音を聴きながら計算値を少し調整して
2、3パターンできたところで、音を聴いて頂きます。
ストラヴィンスキー「春の祭典」を聴かれ、まずは・・
細かいところがきちんと聴こえて、
それぞれの楽器がどんな演奏をしているかが、すごくよくわかるね。
楽器の位置がちゃんと見える。
見通しがいいねぇ。やっぱりいいねぇ。
・・・
お客様はご自身がピアニストである上、教鞭もとられているので、
凄く細やかに聴かれつつも、音楽全体のバランスにも厳しい・・。
しかし・・・
低音が結構出るし、ちゃんと下まで伸びて、バランスがすごくいいね。
お、いいねえ。いいねえ。
KOMRIではこういう鳴り方はしなかったなぁ。
とほころぶお顔にこちらもつられてニコニコに。
EXAKTスピーカーでは、SPACE OPIMISE+(プラス)になるので
スピーカーの発音のタイミングまでコントロールできます。
AKUDORIKの場合、ウーファーが、中高域の3Kアレイより少しばかり奥にありますが、
そうしたユニットの距離差まで含めて位相管理するので、
スピーカーから本当に音が離れますし、ものすごくリアル、それでいて自然。
演奏家の思い、思惑、ニュアンスを、無理なくそのまま出してくれる
まさに音楽家の化身のようなスピーカーなのです。
ずっとLINNを使ってこられたお客様。
KOMRIからここへきてまさかのコンパクト化でしたが、
「色々聞き直している」とのこと。
LINNに惚れ直しているやもしれません。
]]>巻頭の特別インタビュー
「辻井伸行 祖父から孫へ 〜プレーヤーの贈り物」
この記事では、
辻井さんがおじいさまの愛機のアナログプレーヤーを譲り受けられることをきっかけに、
スピーカーとアンプを選ばれるのですが、システムを数機ご用意して聴いて頂く・・
というお役目を頂いたのでした!!
とても素敵な記事ですので、是非お手にとられてみてください!!
そして、後日、ご納品の様子も当ブログにてご紹介致しますので、
お楽しみに!!!
]]>オーディオでは色々なケーブルを接続します。
長さを目分量でこのくらいと見積もってみると、
意外と短くてギリギリだった、足りなかった・・
ということがあります。
例えば、この図。
アナログプレーヤーのフォノケーブルを、
プリアンプのフォノ端子に接続しようとする図
アンプ内蔵のフォノ端子がどこにあるかによって、ギリギリ足りなかったり、
ピンと張ってしまったりします。
(ピンクの位置にあるか、ブルーの位置に接続するかで、
長さが意外と違います。)
また、フォノケーブルは大抵長さが決まっています。
(LINN MAJIK LP⒓の場合は約1m)
ラインケーブル(インターコネクトケーブル)と異なり、
フォノケーブルで送っている信号は微小信号のため、なるべくこの距離を短くしたいのが、
本当のところ。
LINNではURIKA(ターンテーブル内蔵フォノ)という製品があるのもそのため。
なので、ターンテーブルとフォノイコライザーはなるべく近くに置くことを前提に
レイアウトしてみてください。
スピーカーケーブルをTVラックなどに置かれる場合の図
スピーカーとアンプが近くにあるので、1.5mくらいで大丈夫!
という場合も気を付けて・・。
ラックの背面が箱状に閉じられていて、通線用の開口部が図のように右端にしかない・・
という場合、ケーブルの長さは思う以上に必要です。
また、ブックシェルフスピーカーなどを専用スタンドに置いている場合もご注意。
見た目近くても、スピーカーの端子の位置、床からの立ち上がりを考えると、
50cm足らなくてケーブルにテンションがかかってしまうということもあります。
ケーブルは、下図のように、多少長く感じられても、緩やかに配線されるのが、
理想的。
短ければ短いほどよいというものでもないので、
ケーブルお求めの際はこのあたりも是非再確認してみてください。
お部屋の中で、アンプやスピーカーがどの位置に何があって、
どう接続するかを、販売員にお知らせいただくのがベストです。
]]>既にご存知の方は多いかと思いますが、
定期的にJAZZの名盤のレコードが詳しいライナーノート付きで、
本屋さんで買える!!
9月末の第一号がマイルスの「Kind of Blue」で、隔週発売。
現在既に4タイトル発売されていて、今後85タイトルまで続くとのこと。
先月本屋さんで見かけて
「アナログブームもここまで来たか!」
と驚いたのですが、仲間内で購入したものが
「コレ結構音いい」
「ライナーノート面白い」
と話していました。
その矢先、お客様が盤を持ち込まれて一緒に聴かせて頂く機会があり
「これ、普通にいいですね!?」と盛り上がってしまいました。
本屋で見かけて何気なく買って家に帰られたら、奥様も買ってこられたとか。
本屋さんだからこそある話です。
こちらのお客様のLP12導入のきっかけは、まさにこれを定期購読したこと。
約束された名盤を月に2回ゆっくり楽しむ・・というのも素敵な話です。
店内、自分たちの趣味で持ち寄ったレコードはジャンルもバラバラで、
「あ!あんな名盤なかった!!(家にはある/もって帰った)」とか
そんなことも度々なので、
Legatoも定期購読申し込みました。
隔週が楽しみです。
]]>店頭で鳴っていたBrodmannのスピーカーの響きが「艶っぽくて、素晴らしい」。
2、3曲聴かれた後、
「これ、もらうよ」
「もってきてもらうのはいつでもいいからね」
と江戸っ子っぷり発揮の米寿を迎えるお客様。
そういわれると心配になるA型は、こまごま
「これこれの曲も聴いてみては」とか
「納期はいついつに間に合いますが、いついつは間に合いませんで」とか
言うと、
「このスピーカーはね、大丈夫だから。」
・・・ハイ。確かにその通りでございます。
そして、ご納品の折、以前お納めさせて頂いたV70SEとLP12(EKOS SE+Kandid)で
鳴らしてみると・・・
しばらく無言のお客様。
「あまりに早い決断でいらしたし、思ったようじゃなかったのかしら・・」
・・など、5年前ならそんな心配をしていたかもしれません。
でもですね、一音鳴ったところから、納品に伺った我々も聞き入ってしまうのです。
だから、お客様が沈黙を破って
「いいですね〜」
とつぶやいたとき、全く気持ちがシンクロしている・・と思いました。
これだけ年代の違う3人(米寿のお客様と39歳と50代後半のスタッフ)でも、同じようにその響きを美しいと、耳を傾けている。
しかし、やはり年の功。
しばらく何曲かけてみられたあと、
「私のね、理想の音、完成しましたよ。」
その言葉の重みたるや。
ワタクシなど、青い青い。
まだまだ修行がたりませぬ。
]]>秋葉原の裏路地の7階建てのビルの、2F・6F・7Fに3フロア試聴室を設けていました。
Vol.1でご紹介したのは2F。
そして、
「皆様、上へ参りまーす!」
・・ということで、今回は7Fをご案内致します。
開放感のある、明るい室内。
オーディオ=おこもり
というイメージとは少し離れたフロアでした。
改装に関わったスタッフに聞くと、
「沖縄のブセナテラス行った時のイメージを入れた」とか
「いや、雑誌で見たどこかの素敵なテラスを」とか
色々意見は違うみたいなのですが、、、
20畳の広さのところに、ここも両面仕様で、中央のベンチに腰掛けて
正面のシステムや対面のシステムを聞けるようにしていました。
スピーカーを置く位置は玉砂利が敷いてあって、
オリジナルのスピーカーベースにスピーカーを置いていました。
この頃から、スピーカーベースはオリジナルで色々作成しています。
スピーカー背面の縦にうっすらグリーンに見えるところは確か吸音材。
左手の窓の下も確か布張りしてあった覚えが・・。
そんなに天井が高い訳でなく、床の反射が強いので、
横や天井の一部は布地にして吸音にしていますね。
向かって右側と背面は全面窓ガラスで、薄地のと厚地のブラインドカーテンをおろしているのですが、
このブラインドの下げ具合で音の調整していたのを覚えています。
(ホールみたいに階段式にブラインドを下げたり、1つ飛ばしに上げ下げしたり)
順番が逆でしたが、エレベーターが開いたところからのアプローチがこの写真。
この奥が1番上や2番目の写真になります。
右手のソファも店で作ったもの。
アーム部分が珈琲テーブル代わりになります。
この頃何でも作っちゃっていました。
↑写真の左手は、↓下の写真
一部小上がりになっていて、ここは「寝室」
スタッフの寝室ではなくて、寝室のオーディオシーンをご案内するもの
(秋葉原で酔っぱらって終電を逃し、ここで寝て帰った人も居ますが・・挙手)
TVの下にあるのは、LINN CLASSIK MOVIE DI。
CD/DVDプレーヤーと、AVコントローラー、
そして5ch分のアンプが1台になっているという優れもの。
サイズは、上から見るとLPジャケットのサイズ、高さは8cmくらい。
LINNのCLASSIKシリーズはお客様から「宝箱みたい」とよく言われましたが、
ホントにその通り。
天井の内部にはLINNの埋め込みスピーカーが埋め込まれていて、
サラウンドになっていました。
ウーファーも壁付けのものがあったのです。
LINNのSizmik Custom。↓
ワタクシ、なんとなくな職探しをしていたその当時、
「映画と音楽が好きなら」という前提条件のもと、
「ヨイアルバイトがアルヨ」と前職の先輩に紹介され、
「オーディオ」ということもよく知らずに、
「末広町(注1)に行ってごらん」と言われるがまま、
駅を降りて待つこと5分現れたのが本店のスタッフ藤井(注2)が現れ
なんだかコアな店が並ぶ中(注3)、小さなビルの奥まったエレベーターに乗って
扉が開けば別世界(一番上の写真)で、どんなに驚いたことかご想像がつくでしょうか。
ほっとした次の瞬間に、フラッグシップスピーカーKOMRIの価格を聞いて、
また腰を抜かしました。
「私、お茶出すだけでいいんですよね」
と確認したのは言うまでもありません。
注1:末広町と秋葉原がこんなに近いとは知らなかった。そして、むしろ秋葉原の店とはよもや思わなかった。
注2:当時の藤井は、髪が長く後で束ねていて、今より鋭角な雰囲気でコワモテだった。
注3:当時店があったあたりは、その後メイド喫茶が並ぶ通りになってしまったのですが、当時からちょっとその雰囲気アリ
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